ColabでAutomatic1111を動かすノートブックは数多く存在するが、その中でも最もシンプルかつ汎用的に様々なモデルを実行できる方法を説明する。
所定の場所の除去とコピペをするだけなので、pythonの知識は不要である。
方法
- ACertainModelのColabノートブックを開く。使えるものは流用しよう。
- diff-svcのノートブックのように消されるリスクを回避したいのであれば、自身のドライブにコピーしておくといいかもしれない。
- Colabではxformersが動かないことがあるので、COMMANDLINE_ARGSの引数の--xformersを消しておく。

ここの--xformersは不要。
- 対象となるモデルのHuggingFaceページを開き、「files and versions」から、ckptかsafetensorになっているファイルをクリックする。

例えばPlat Diffusionの場合。
- downloadのリンクアドレスをコピーする。

「download」のリンクアドレスをコピー。
- それを元のノートブックの「!aria2c」から始まる行のリンク部分に貼り付ける。
※カッコなどの特殊文字を含んでいてエラーになる場合は、URLを引用符で囲んでやり直すと動く。

yamlについては次の記載を参照。
- SD2.x系の場合は、追加でyamlファイルが必要である(ないとAutomatic1111が立ち上がらない)。
「!aria2c」の行をもう一行用意し、yamlをHuggingFace側で開き、その「raw」のリンクアドレスをコピーした上で、同様にして貼り付ける。
- any系などでvaeを追加したい場合は、vaeがあるプロジェクト(WDなりSDなり)を探して同様に対応する。
(vaeについては、webuiのvaeフォルダーにvae.ptとリネームした上で移動しないと動かない様子)
- あとは上から順に実行し、出てきたpublic URLを開く。

- 立ち上がったAutomatic1111で、各モデルを楽しもう。
https://twitter.com/ThePioneerJPnew/status/1610819213580697601
- モデルを変更したいときは、一度実行を止める。
ディスク容量に限りがあるので、場合によっては「ランタイムを接続解除して削除」することで、一度状態をリセットすることを推奨。
モデルマージなどを行う場合は、必要なモデルに絞って入れておくとよい。
その後、上記1~9を繰り返す。

余談や注意点など